外回り with 風物詩

ご無沙汰しております。

ワイズ関西営業管理部の K介 です。
暖かくなってきましたね。うれしい限りです。
特に予定がなくてもついつい外に出たくなってしまう…と言いたいところですが、
この時期はこの時期で、花粉という目に見えない脅威にさらされるのが、僕の例年の風物詩となっております。

眼球をガラスでコーティングし、鼻はいっそのこと削り取ってしまいたくなります。

しかしながら、仕事柄外に出ないわけにはいかないので、これはもう一種の修行なんだと自分に言い聞かせております。
この苦しみから解脱し、仏のようになれる日は来るのでしょうか…？(笑)

 

そんな修行感満載の日々の中、この時期の別の風物詩といえば、卒業式・入学(始業)式というのも挙げることができるでしょうか。

それらしき風景を見かけるたび、卒業式の切なさと入学(始業)式の清々しさが行ったり来たりしてしまいます。
大学の入学式と卒業式を、残念ながら欠席した(サボった)僕としては、余計にその念に駆られるのかもしれません(笑)
…いや、というか高校・中学校、そして小学校まで遡っても特筆すべき式典の思い出がないので、なんというか、個人的には記憶なんてそんなものなのかも、とも思えてきます。

さて、春の風物詩として、やはり桜の存在も欠かしてはなりません。
満開の桜や花びらが散りゆく光景には、どうしても目を奪われてしまいます。
桜を見るとどうしてあんなにもほがらかな気分になるんでしょうか？
ややこしい理屈は抜きにして、単純に「イイ！」ですよね。清少納言風に言うと「いとをかし」の世界です(笑)

そういえば、僕の通っていた大学までの通学路にも、お城の堀を囲むように桜が並んでいて、この時期はとてもきれいでした。特に夜桜のライトアップは、当時ひねくれていた僕の目にも壮麗に映ってましたねぇ。
そうそう、ひとりで京都をぶらぶらしていた時の散りかけた桜も風情があって…

…あ、ついつい郷愁に浸ってしまいました(笑)
あと、個人的にこういう季節感の強い思い出には、いつも自分が当時好んで聴いていた音楽も、ＢＧＭ的な役割で印象深く残っています。
音楽自体にはもちろん映像もなければにおいもないのですが、場合によっては、他の五感より真っ先に記憶としてよみがえったりします。

春は、そんな音楽と関係の深い思い出が比較的多いなーと感じます。
“春は出会いと別れの季節”というように、いろんな人のさまざまな転機が交錯する季節です。
それゆえ、印象深かったり、思い出話のネタにするにはうってつけなのではないでしょうか？

こうして文章にしてみるうちに、プライベートなことも含めて結構いろんなことを思い出してきました。

ていうか僕、春すきやん！

…なるほど、そう考えると、先程の“花粉症=修行説”にも説得力が出てきましたね。
春が来て浮かれてばかりいては仕事をおろそかにするぞ！こういう足かせのひとつも必要である！
という仏様からのありがたい忠言なのかもしれません(笑)

運転中の車窓からさまざま季節のドラマや思い出をかいま見ることができる、というところが外回りのお仕事のひとつの魅力であると再発見している今日この頃です。

わたくしごとはこのくらいにして…(笑)

花粉症という試練にめげず、明日も車を走らせ、元気で明るい音楽とともに、皆さんのもとへ参ります。
それでは、またの機会に！